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「進学フェア」での出来事

数年前の話になりますが、私は当時中3の娘と某進学フェアに行きました。

私はこの日を非常に楽しみにしていていました。

それというのも、職業柄それぞれの高校の大体のことは知っているのですが、塾ではなく保護者という視点で見たとき、何かを発見できることがあるかも知れないという期待感があったからです。

そして当日会場に入り、まず向かったのが某私立高校のブースです。

この高校は進学実績が素晴らしく、補講なども充実していて、是非娘に受けてもらいたいと思った高校です。

まずは席について一安心(知らない先生が担当で良かったー)。

実は私立高校の先生とは顔見知りの方も多く、私のことを知っている人だときっと気を遣われてしまい、本来の私の目的を達成できないと思ったからです。

担当の先生は50~60代の年配の方で、まず開口一番「あなたの行きたい大学はどこですか?」と娘に質問をしてきました。

「最初にそれ?」と私は思いましたが、娘は「早稲田大学に行きたいです」と答えました。

「そんな話聞いたことがないけど、とりあえず知っている大学名を言ったな・・・」と私は思っていると、続けてその先生は「では学部は?」と質問してきたのです。

さすがに娘も答えられず口ごもっていると、その先生は「うちの高校に来る生徒はみんなそこまで決めてから入学してるんだよ。」と話していました。

いや、なかなかのインパクトでした。

「こんな感じで入って来られたら、ほとんどの生徒は萎縮してしまうだろうな・・・」と思い、私たちは席を立ちました。

ちなみにその後に行った高校はどこも感じが良く、普段私が思っているイメージと違う部分は全くと言っていいほどありませんでした。

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さて、ここからが本題なのですが、この高校は本当のところどうなんでしょうか。

これを読まれている方に先入観を持たれたくないため敢えて高校名は伏せます(どうしてもお聞きになりたい方のみ個人的に教えます)が、前述にもある通りとてもいい高校だと今でも思っています。

ここで教訓

・ある一部分だけを見て全体を判断してはいけないが、第一印象はとても大切である。

私は内情を知っているので結局娘もこの高校を受けましたが、これが「保険」「車」「家」など私に専門知識のない分野であれば、間違いなく候補から外していくことでしょう。

・説明担当の人選はしっかり考えるべき。

説明担当の先生も高齢になっていくと、次第に自分に指摘してくれる人が少なくなってくるものです。

ここは私自身も反面教師としていきたいところです。

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最後に、生徒と対応される先生方は、大人が思っている以上に緊張している彼らに、それを解きほぐしてあげられるような対応をどの先生もしてあげてほしいものです。       小林

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