テストを受けている生徒を見ていると、仮に初対面であっても成績の良い生徒は大体分かります。
特に残り1分間を切ったときの取り組む姿勢がすべてを物語っています。
そのような生徒は、1分1秒を無駄にせず、最後の最後まで見直しをしています。
ある日、このことを生徒に話したことがあるのですが、「でももうこれ以上分かりません。」と言ってきた生徒がいました。
そこで私は、「この時間は、分からない問題をやるのではないよ。できた問題を見直しする時間なんだよ。」と言いました。
生徒たちははっとした様子でしたが、私は続けて言いました。「『ベストを尽くす』とは本来こういうことなんだ。」
昨日は公立高校の入試でしたが、みんなベストを尽くすことができたかな?
合格発表での吉報を楽しみに待っています。 小林
- 02.27.2025
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昨年は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年は、12月に入ってからインフルエンザなどの感染症が流行りだし、塾生及び職員のお休みも増えてしまいました。
まだまだ感染症の流行は収まる気配がありませんが、どうか皆様には手洗いやうがい等日常でできることは徹底していただき、この冬を乗り越えていただきたいと思います。
今年も全力で元気に指導及びサポートをしていく所在ですので、どうぞこの1年もよろしくお願いいたします。 セレクト学院 小林
- 01.06.2025
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定期試験直前になると「授業の回数を増やしたい」と言う生徒と、「塾を休みたい」という生徒がときどき出てきます。
どちらの方がいいのかと言うと、これは人それぞれということになります。
試験範囲で理解の出来ていない所があればもちろん授業をやっていった方がいいのですが、暗記を中心に頑張っていきたい人には隣に先生がいるよりも一人で勉強した方が効率的にできるものです。
そういう意味でも試験前に塾を休むと言うのは悪いことではありません。
むしろ勉強に対しての自立ができていることにもなりますので、それはそれで喜ばしいことだとさえ思っています。
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さて塾との付き合い方についてですが、決して塾に振り回されてはいけません。
塾からの課題や宿題が溜まってしまって、自分のやりたい勉強や学校の宿題ができなくなっては元も子もありません。
勉強は本来一人でするもので、それを効率的にできるように塾はサポートしているのです。
塾に来るようになってから「一人での勉強が楽しくなった。」となれば取り合えずは成功と言えるでしょう。 小林
- 11.27.2024
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受験生の方にとっては常識かもしれませんが、改めてこれについて説明をしてみたいと思います。
・第二回入試
文字通り2回目の入試ということです。1回目の入試だけを受ける人もいれば、2回目だけを受ける人もいて、更には両方に願書を出していくケースもあります。
これらのうち一つ受かれば合格になります。
中学受験でこの用語を使うケースが多いですが、実際は私立高校や私立大学でもこのような入試制度のところはたくさんあります。
・二次試験
主に中高一貫公立中学の入試で採用されています。
こちらは一次試験で合格した人だけが受ける権利のあるものです。一次と二次の両方の試験を突破して、はじめてその中学に入学が可能となります。
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ここまではご存じの方も多いと思いますが、本題はここからです。
第二回入試や二次試験ということは、その前に第一回入試や一次試験があります。
そしてそれぞれの入試が終わってから、合格発表までの気持ちの持ち方に大きな違いがあるわけです。
第一回入試の場合
「自分は落ちた。」と思うこと。
一次試験の場合
「自分は受かった」と思うこと。
※なんと対応が真逆になっています。でもこれが大切なことなのです。
「第一回入試」の後に「受かった」と思って落ちていたら、第二回入試までに精神的に立ち直れなくなってしまう場合もあるので、「落ちた。」と思っておくことが必要です。
また「一次試験」の場合は、「落ちた」と思って合格していた場合(あくまでも一次試験での合格)に、二次試験に向けての心と試験の準備が間に合わなくなってしまうため、自信過剰でもいいので「受かった」と思っていることが必要なのです。 小林
- 11.16.2024
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