今の時代の小学生(特にこの地域にお住まいの人)は、本当に恵まれていると思います。
なんと言っても「受験したい!」とお子様が言えば、間髪を入れずに「頑張れ!」と親が言えるからです。
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昔は受験というと、それは家族にとって一大事で、いろいろなことを考えなければいけませんでした。
特に金銭的な負担は高く、入ってからはもちろんのこと、入る前にも塾等に多くの出費がかかることを覚悟しておかなければなりません。
だからこそ本人以上に親が真剣になり、お子様が「受験をやめたい」なんて途中で言おうものなら家族中が大変なことになってしまうことも多くあったのでした。
そのようなリスクを考えると、初めから「受験はだめ!」とか「どうせ無理でしょ!」なんて思わず言ってしまう保護者の方も当時は少なくなかったと思います。
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しかし、現在この地域には「さいたま市立浦和中学」や「埼玉大学教育学部附属中学」という学校が近距離にあるため、受験に対してあまり積極派でない保護者の方でも「応援するよ、がんばりなさいね」と言いやすいのです。
ご存知の方も多いかと思いますが、両校はそれぞれ市立と国立で、授業料の負担というものがありません。
ちなみに多少距離が遠くなりますが、伊奈学園中学や平成31年度より開校予定の大宮西中高一貫校も公立中学になりますので同様です。
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お子様が「受験をしたい」と言えば応援してあげて、「友達と別れたくないからやっぱり受験をやめる」と言えばその意志を尊重してあげるという、親はまさに自然体のままでいいのです。
このような立地的にも恵まれているこの地域で、大いに勉強をがんばってほしいと思います。
「さいたま市立浦和中」と「埼玉大学附属中」については、当塾ホームページのトップ画面にもありますので、ご興味のある方は是非ご覧になってください。 小林
- 07.05.2016
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「平成29年度公立高校の選抜基準」が発表されました。
まずはこの「選抜基準」とはいったい何なのか、というところから簡単に解説をしてみたいと思います。
公立高校というのはどこも同じ入試選抜方法なのでは?と思われる方も多くいらっしゃると思いますが、それは入試当日に行われる学力試験での話であって(それも英数に関しては今回より2種類に分かれます)、実際はこの学力試験の点数と調査書の数値との割合を各高校がある程度自由に決められることになっています。
また、調査書と言っても通知表を基本とした「学習の記録」だけでなく、部活動や特別活動での記録、資格試験などの記録なども数値にして加算していき、その高校独自の点数が決まるというわけです。
例えば英検3級を持っている場合に、高校によってプラス〇点、プラス△点、もしくは加算点なしということがあるわけです。
ご興味のある方は「埼玉県教育委員会」か「各公立高校」のホームページ等からご確認してみてください。
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ところで、この「選抜基準」ですが、高校受験生の方だけではなく、中1・中2の保護者の方も是非ご覧いただきたいと思います。
公立高校の中には学力検査と調査書との比率を6:4前後にしているところが多く、そのうち4にあたる調査書の部分のうち、中1、中2、中3の割合が1:1:2位にしているところが多く見受けられます。
この場合入試全体を10とすると、そのうちの4が調査書で決まり、1が中1までの成績で決まるということになります。
なんと中1が終了した時点で、公立高校入試の約1割が決まってしまっているということになるのです。
もちろん、だからと言って今からピリピリする必要はないのですが、普段の勉強を大切にして行かないと後で取り返しのつかなくなることもあり得るというわけです。
実際の選抜基準はもっと細分化されていて、とてもこの欄で解説できるようなものではありませんが、もし気になるようなことがありましたら、塾生・塾外生を問わず何でもお気軽にご相談ください。 小林
- 07.02.2016
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生徒の皆さんへ
みんなは勉強について普段親からどんなことを言われているだろうか?
「勉強しなさい!」とよく言われる人。
これは君のことを本気になって考えてくれている証拠だ。
「あまり何も言われない」と答えた人。
これは君のことを信頼しているということだ。
要は親に限らず、自分の周りの人が自分に対して投げかけてくれる「ことば」をどう捉えるかなのだ。
例えば「勉強を頑張ってね。」と親や先生が君に言ったとする。
そのとき「ありがとう。」と感謝の気持ちを持つか、「頑張っているじゃないか。」と反発するかはどちらも君次第である。
でも精神的に良いのは当然前者である。
反発してイライラしながら勉強に取り掛かっても、きっと効率が悪くなるだけである。
どうせならすべての言葉を前向きに受け取って行動する方が、自分にとって何倍もプラスになるものだ。
さあこれから毎日プラス思考でがんばろう! 小林
- 06.25.2016
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セレクト学院では毎日たくさんの生徒が自習室で勉強をしています。
いつでも質問ができるように先生が常時待機しているのですが、やはり生徒によって積極的に質問に来る人とそうでない人が見受けられます。
またこちらから声を掛けると質問をしてくるような、遠慮がちな生徒もいます。
ご家庭でも「分からないところがあったら先生にちゃんと聞くのよ。」と言われている保護者の方も多いと思いますが、実際は必ずしもみんながみんな積極的に質問をしに来るわけではないのです。
でも心配はいりません。
私どもは「生徒が質問をしない=実は分かっていない」のではないかと考えているからです。
そのため黙々と勉強をして質問に来ない生徒にも、こちらからどんどん入り込んで教えていくことがあります。
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ところで、質問に来るときは「こんなの聞いても大丈夫かな?」なんて余計なことは考えず楽な気持ちで来て欲しいと思います。
中には「これは辞書で調べようね」などと直接答えないこともありますが、これも勉強です。
また学校や塾の宿題を聞きに来た時は、できる限り例題を作って教え理解させ自力でできるように指導していますので、宿題の質問だって大歓迎なのです。
そして、「今更聞けない質問」をどんどんしていきましょう。
例えば高校生が中学の時に習ったこと、中学生が小学校の時に習ったこと、先生に「えっ!」と言われそうな質問など遠慮なくしてみましょう。
先生たちも同じような経験をしてきていますので、全然心配はいりません。
みなさんの積極的な自習室の利用を待っています。 小林
- 06.19.2016
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中・高生の皆さんは期末試験が近づいてきました。
セレクト学院では、以下の日程で自習室を開放していますので、どんどん利用してください。
なお時間帯が通常と多少変わりますので、ご注意ください。
6月19日(日) 13:50~18:20
6月26日(日) 12:40~21:50 小林
- 06.15.2016
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