夏休みには、たくさん読書をしよう!
普段あまり読書をしていない人は3冊を目標に好きな本を選んでみましょう。
きっと新しい発見があるはずです。
もちろん自習室で読書をしても構いません。
※読書をすることは長期的に見るととても良い効果があるのですが、ただ決して即効性があるわけではないですので、受験生の皆さんは今やるべきことを優先していきましょう。
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私も学生の頃いろいろと本を読んできましたが、その中で夏目漱石の「こころ」について少しだけ触れてみたいと思います。
初めてこれを読んだのは中2のときで、きっかけは「有名なので面白いに違いない」という単純なものでした。
しかし、読んでみても「暗く退屈」で、その良さというものを少しも感じることはできませんでした。
2回目に読んだのは高校2年の時で、これは私の母校(中央大学附属高校)には3年間で指定された100冊の本を読まなければいけないという通称「課題読書」というものがあって(今でもその伝統は受け繋がれているようです)、そのときの1冊が「こころ」だったわけです。
当時はあまり気乗りはしなかったのですが、いざ読んでみると中学時代には発見できなかった面白さが少しだけ分かった気がしました。
そして社会人になってから再びこの本が気になり出し、24~5歳の頃に三たび手に取ってみたのでした。
そうすると、今までに気付かなかったこの本の魅力を多々堪能することができたことを、今でも鮮明に覚えています。
この本の解説によると、この小説は新聞に連載されていたようで、今の時代と違って情報のあまりない時代にはとても貴重で、しかも多くの読者に楽しみにされていたことが容易に想像できます。
同じ本を読んでも、自分の年齢や環境等によってその捉え方は様々であり、これも読書の楽しみ方の一つだと感じています。 小林
- 07.15.2016
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受験生の皆さん、夏休みの計画はもう立てましたか?
これから計画を立てようと考えている人に、いくつかアドバイスをしたいと思います。
1、夏休み全体の目標を立てる。
できるだけ具体的に!科目毎に目標を立てるのはもちろんのこと、更に細分化した目標を立てましょう。
例)国語の場合 テキスト〇〇ページまで 漢字を〇〇ページまで 文法を〇〇ページまで等
2、週間目標を立てる。
全体の目標が決まれば、1週間でやらなければいけない量も決まってきます。
その際必ず予備日を1日入れましょう。
※急な外出や病気等で計画どおり進まない日もあるからです。
予備日がないと計画どおり行かずイライラしてしまうことにもなりかねません。
3、毎日の目標を立てる。
夏休み全体に対しての日々の目標というのは立てづらいので、数日おきに立ててみてもいいでしょう。
※この場合も予備の時間を入れておくと、思い通り進まなかった部分に、時間をかけてじっくりと取り組むことができるはずです。
4、その他
同じ問題集を2度、3度とやり直すことが大切です。
そのため、テキスト等には原則的に書き込まず、できなかったものについてのみのチェックをしておくことが望ましいです。
受験生の皆さん、夏が勝負です。
昨年度も塾で10時間以上過ごした受験生が多数いました。
今年の夏を気合で乗り切ろう! 小林
- 07.13.2016
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生徒諸君へ!
「自習室で頑張っている君、眠たくなったら寝ても構わない。ただし15分以上寝ていたら起こしに行くぞ。」
私は日頃このように生徒に接しています。
多少の睡眠は、疲れが取れて勉強や仕事の効率が上がるということは医学的にも証明されています。
しかし、これが20~30分を超えると眠りが深くなってしまい、なかなか起きれなくなってしまいます。
だから仮眠を取るとしたら、理想は10分程度なのです。
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他の塾ですと「塾での睡眠などもっての他」というところか、「自習中の睡眠は自由(というか監視していない)」というところがほとんどだと思いますが、私はお子様の健康と勉強効率を考えてこのように指導(?)しているわけなのです。
※ただし授業中の睡眠は許していません。
夏休みを控えて、これから多くの生徒が自習室を利用することになると思いますが、メリハリをつけてしっかり頑張っていきましょう。 小林
- 07.09.2016
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通知表のシーズンがやってきました。
現在の通知表の評価は「絶対評価」と言って、「5」や「Aまたは◎」の割合は決まっていません。
極端な話、学校(担任)の判断により「5」を何人にしてもいいわけです。
そうは言っても、各教科にさまざまな観点があってこれを総合的に判断するわけですので、「忘れ物が多い」「手を挙げることがほとんどない」「提出物の期限を守らない」といった生徒に高評価がつくことはまずあり得ないわけです。
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ところで、小学校の通知表は概ね「ABC」もしくは「◎〇△」の三段階に分かれています。
問題は、ここで「B(または〇)」を取っている教科や観点別評価です。
「C(または△)」の方が問題ではないかと思われるかもしれませんが、これは既に危機感があるだけまだいいのです。
B(または〇)については、平均以上のものもあれば上位8割~9割というものもあるということを認識しておかなければいけません。
それは、絶対評価になっている現在の通知表において、昔に比べて評価方法がかなり甘くなっているからです。
小学校の通知表の評価が入試等で影響することはまずないため、受験の有無にかかわらずそんなに神経質になる必要もありませんが、現状認識をうやむやにしてしまう「B(また〇)」ということもあるというわけです。
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当塾では、小学生の方にも学期ごとに「学力チェックテスト」というものを行っています(小4以上対象)。
このテストを受けることによって、全国順位・偏差値等も分かるようになっています。
「小学校のうちから偏差値なんて早いのでは・・・」と思われる方もいらっしゃると思いますが、自分の位置がわかりづらい時期だからこそいい励みになるはずです。 小林
- 07.08.2016
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英語の勉強は、やればやるだけ力がついてくるのが分かり、達成感を感じることができます。
反対に数学(算数)は、もがきながら1つずつ階段を登っていくようなものです。
どちらもコツを掴むととても楽しいものです。
これらの科目を苦手にしている人は、夏期講習を通して夏休みのうちにクリアにしていきましょう。
ちなみに英語を苦手にしている人の多くは「音読」というものをほとんどやらず、数学(算数)を苦手にしている人は「もがいたままあきらめてしまう」ケースが非常に多いです。
1対1の夏期講習では、生徒一人ひとりの足りない部分を見つけて的確な指導を行いますので、是非ご期待下さい。 小林
- 07.07.2016
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