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「勉強のやり方を教えます」とは・・・。①

塾のチラシやホームページ等を見ると、このようなフレーズを目にすることがあります。

では実際に塾に通うと「勉強のやり方」というものを教えてくれるのでしょうか?

答えは一応「YES」です。しかし、そんなに単純なものではありません。

勉強のやり方と言っても、学年・教科・単元・成績等によってもやり方は違いますし、生徒のタイプによっても効率的な勉強方法が変わってくる場合があります。現に当塾の講師の中にも、学生時代様々な方法で勉強をしてきていて、決して皆同じやり方だったというわけではありません。そして、自分のやってきたやり方のみを正しいものとして生徒に押し付けても上手くは行きません。

勉強のやり方を教えるには、生徒の状況を把握してよく向き合ったうえで、1人ひとりに合った勉強方法をレクチャーする必要があります。

そして一度先生から教わったからおしまいというのではなく、それをしっかりと実践できているかをチェックすることも重要になってきます。

生徒が「勉強のやり方が分かった」と言っても、それはまだ一時的なものに過ぎなく本当の勝負はこれからです。(ただそうやって勉強に対する意欲が湧いてくるのはとてもいいことです)。

次回は、具体的な勉強方法について解説していきたいと思います。           小林

「偏差値に関するお話」その5

今回は、「なぜ偏差値が存在するのか」ということと「偏差値の簡単な求め方」について解説していきたいと思います。

「偏差値が存在する理由」について

例えばAさんの国語の点数が80点で、数学点数が60点だったとします。この場合、国語の方が数学よりも20点高いのですが、もし以下のような平均点だったらどうでしょうか。

国語の平均点=80点、数学の平均点=50点

この場合、Aさんは国語では平均点と同じ点数を取っていて、数学では平均点よりも10点高い得点を取っているため、数学の60点の方が国語の80点よりも価値があることが分かります。

これを一目で表しているのが偏差値です。偏差値の中心(平均)は常に50になっていますので、この数値を見ればどの教科が良くてどの教科が悪かったかが分かるようになっています。

「偏差値の簡単な求め方」について

学校の定期試験では通常偏差値は出しません。本来偏差値を出すには全員の点数が必要になってくるためかなりの労力になってくることや、学校側が偏差値で優劣を判断したくないという思いもあるかもしれません。あとは偏差値を出さなくても大まかな数値は分かっているというのもあるでしょう。

ここで簡単な偏差値の出し方について解説をしていきたいと思います。ただし、この出し方はあくまでも大まかなものであり、誤差はありますのでご了承ください。

1、まずは自分の点数と平均点との差を出します。例)自分の得点が75点で平均点が65点の場合は75-65=10

2、次に1で出た数値を2で割ります。例)10÷2=5

3、続いて50に2で出た数値を足します。例)50+5=55

これが簡易な偏差値の出し方になります。

特に中学1~2年生の方は、偏差値の出る機会があまりないため自分の位置が分かりにくいものですが、これを参考にしてみるといいと思います。

ちなみに5科合計の偏差値の出し方についてですが、この場合は以下のようになります。

1、5科の合計点から平均点を引きます。 例)自分の合計得点が300点で平均点が320点の場合は、300-320=-20

2、1で出た数値を10で割ります。例)-20÷10=-2

3、50に2で出た数値を足します。例)50+(-2)=48

これが5科のおおよその偏差値ということになります。

これらの数値は先述の通り誤差がありますが、これを元に目標を立ててみるのもいいでしょう。

偏差値については今回で終了になりますが、ご質問等がありましたらメールその他でお問い合わせください。                                  小林

「偏差値についてのお話」その5

今回は、「媒体よって高校偏差値が違う理由」について解説していきたいと思います。なぜ「高校偏差値」(主に公立高校)なのかと言いますと、中学受験や大学受験の偏差値の場合、その多くは受検する「模試」によって偏差値が大きく変わるからです。しかし、高校受験の場合の偏差値については、多くの場合「北辰テスト」の偏差値を基準としていることが多いため、中学受験や大学受験の偏差値に比べて差が出ないと考えられます。しかし実際には、以下のような事例も多く見受けられます。

媒体①「A高校偏差値55」

媒体②「A高校偏差値57」

媒体③「A高校偏差値59」と言った感じです。

このように同じ高校でも偏差値が違う場合は、以下の理由によるところが大きいです。

ア)合格率60%ラインで偏差値を出している。

イ)合格率80%ラインで偏差値を出している。

ウ)合格者の平均偏差値を出している。

まず、(ア)と(イ)を比べてみます。この場合(イ)のラインに達する方が難しいので、当然(イ)の方が高い偏差値になります。

次に(ウ)についてですが、これは一概に(ア)や(イ)とは比べることができません。ただ、現状では「合格者の平均偏差値」をクリアしている場合は、ほぼほぼ合格できると思って間違いないでしょう(倍率が2倍近くある場合は別)。

ここまでは、主に公立高校の偏差値についてのお話でした。私立高校につきましては、埼玉県の場合「個別相談」と言って親子で高校に出向き推薦を貰う方法が一般的ですのでやや意味合いが変わってきます。

次回は、「なぜ偏差値が存在するのか」ということと「偏差値の簡単な求め方」について解説していきたいと思います。                              小林

「偏差値についてのお話」その4

今回は、高校生以上を対象とした模試の偏差値について解説をしていきます。

①河合模試

受検者が多く、もっともポピュラーな模試と言えるでしょう。ここでの偏差値を基準として他と比較をしてみたいと思います。

②駿台模試

難関大学受検者が多いのが特徴です。そのため問題が難しく、中堅校までの受検者にとってはあまりお勧めできません。そのため偏差値もかなり辛く出ます。

③進研模試

この模試だけは、他と性格上大きな違いがあり、自分の通っている高校で受検します。そしてそこの高校生全員が受けるため、偏差値自体は非常に甘く出ます。それは、大学進学を考えていない生徒も受験したり、上位の進学校ではこの模試自体を受けない所が多く中堅校までの受検生が中心になったりするからです。ただ偏差値の信ぴょう性は低くても、志望校判定ではその辺も踏まえて算出されますのである程度正確に出ます。

上記の模試はいずれも大手になりますので、偏差値ももちろんですが、それ以上に志望校判定を重視していくといいでしょう。

次回は、「媒体よって高校偏差値が違う理由」について解説していきます。      小林

「偏差値についてのお話」その3

今回は、高校受験生対象のテストでお馴染みの「北辰テスト」、中学3年生が校内で受ける「さいたま市学力検査」、その他の模試についての偏差値についての解説をしたいと思います。

まず、北辰テストは中1、中2も行っていますが、メインは中学3年生で年に8回あります。ここでの偏差値の出し方は少し変わっていて、テストを受けていない人も含めて「県内の受験生が全員受けていたら」という前提で偏差値を出しています。

受けていない生徒の偏差値などどうやって分かるのかという疑問はありますが、ここは北辰テストの長年のデータを信用していくしかありません。ただこのやり方には良いところもあって、中1の北辰テストなどはまだ参加者が少なく、どちらかと言うと上位生の受検者の割合がどうしても高くなってしまいます。そうすると、なかなか良い偏差値が取れなくなってしまうものですが、このやり方であればそこそこ正当な偏差値が出すことができます。

続いて「さいたま市学力検査」ですが、これは中3の2学期に2回、3学期に1回行う学力試験で、さいたま市内の生徒が中学校で受けるテストになります。ここで出る偏差値は、北辰テストよりも2~4程度低くなることが多いです。それは受検者がさいたま市内の生徒限定になるため、埼玉県全体よりもレベルが高くなるからです。

他には、有名な所で「駿台模試」というものもあります。こちらは非常にレベルが高く、北辰テスト等で偏差値が60以上あっても、駿台模試では50以下になってしまうことも珍しくありません。

次回は、「大学入試に関する模試の偏差値」についてです。           小林

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